MT4は主に次の使われ方をします。
類似の機能を持つ取引ソフトについて MT4の後継ソフトとしてMT5があります。 またAxioryなどで採用されているcTraderもあります。 |
MT4は次の価格表示形式に対応しています。
・バーチャート
・ロウソク足
・ラインチャート
また、サポートしている時間軸は以下の通りです。
1分足 | 5分足 | 15分足 | 30分足 | 1時間四 |
4時間足 | 日足 | 週足 | 月足 |
※TICKチャートについては別記事で解説。
複数銘柄・時間軸のチャート表示も可能で、マルチモニターのトレーダーのニーズにも対応しています。
また、チャートにラインを引いたりテクニカル指標を表示したりして、テクニカル分析をすることもできます。
デフォルトでインストールされていないテクニカル指標であっても、製作者のページからダウンロードしたファイルをフォルダーにコピー&ペーストするだけで使用できるようになります。
ブローカーのアカウントにログインして、MT4でトレードを行うことができます。
MT4アカウントにはデモ口座とリアル口座があります。
MT4と裁量取引 MT4は国内FXブローカーが提供している取引ソフトと比較して、裁量取引の際に行う操作がやや煩雑なことがあります。 特に取引スパンの短いスキャルピングトレードなどを行う際や、複数ポジションを一括決済したい場合には不便なことがあります。 この場合には、MT4向けに開発された裁量取引向けの発注ツールを利用します。 代表的な発注ツールとして「Speed MT4」などがあります。 |
また、過去に行った取引のレポートを閲覧したり、出力したりすることもできます。
取引の分析のほか、各年度の確定申告の際に必要になります。
MT4の自動売買システムはEA(エキスパートアドバイザー)と呼ばれます。
EAは既に作成されたものをダウンロード&インストールして利用することのほか、Met Editorという付属のソフトを利用して開発することができます。
開発したEAがその性能を評価するために、バックテストを行うことができます。
バックテストとフォワードテスト バックテストとは過去のデータを利用してEAを動かして、そのパフォーマンスを評価する方法です。 フォワードテストとは、デモ口座を利用して実際のチャートでEAを動かして、そのパフォーマンスを評価する方法です。 EAの評価にあたっては、バックテストとフォワードテストの双方を行うことが理想とされています。 |
MT4とVPS 自動売買のためにはマーケットが開いている間ずっとパソコンやネット回線をオンにしておかなくてはなりません。 その場合のコストやリスクを気にするトレーダーのために、VPS(バーチャルプライべーどサーバー)というサービスがあります。 これは、オンライン上のサーバーにMT4とEAをインストールして、自分のパソコンやネット回線の状況に関係なく自動売買を行うというものです。 |