5. 通貨ペア・取引銘柄の表示設定

はじめに

ブローカーによっては非常に多くの通貨ペア・取引銘柄を提供していることもありますが、それらのチャートをMT4に表示させるためには、手順を踏まなければならないことがあります。

特にマイナーな通貨ペアや、為替以外の株式や貴金属、商品、仮想通貨などのチャートを表示させたい場合には、この手順は必要です。

通貨ペアの表示方法

上部メニューの「ファイル」「新規チャート」を選択します。

表示設定されている通貨ペアが表示されます。

通貨ペアによって格納されているグループが異なります。

この時点で取引したい通貨ペアがあるのであれば、その通貨ペアをクリックすることでその通貨ペアのチャートが表示されます。

通貨ペアの表示設定

ブローカーがサポートしていても、デフォルトでは表示設定されていない通貨ペア・銘柄も多くあります。

それらを表示するには、以下の手順によります。

「表示」「通貨ペアリスト」を選択します。

通貨ペアリストが表示されます。

通貨ペア・銘柄名の左側の$アイコンが黄色になっているものは、すでに表示設定がされており、チャートの表示が可能です。表示設定から非表示設定に変える場合には、アイコンまたは通貨ペア・銘柄名をダブルクリックします。

一方で、非表示設定になっているものは$アイコンがグレーになっています。

非表示設定から表示設定に変える場合には、アイコンまたは通貨ペア・銘柄名をダブルクリックします。

各通貨ペア・銘柄の設定

ブローカーが設定している、各通貨ペア・銘柄の取引仕様もMT4から閲覧することが可能です。

設定内容を閲覧したい通貨ペア・銘柄名をクリックして選択した状態で、右側の「設定」をクリックします。

ここではUSDJPYを選択したので、USDJPY取引条件が表示されています。

例えば「契約サイズ」は100000となっているので、1.00lotの取引は10万通貨の取引ということがわかります。

また、ブローカーによってはホームページ上でスワップポイントを公表していないところもありますが、その場合にはこの項目でスワップポイントを確認します。

スワップポイントの算出方法

取引条件画面で表示されている「買いスワップ」「売りスワップ」は、いずれも1.00lotの取引をした場合における、証拠金通貨の金額です。

例えば、USDJPY取引条件で表示されている3.72という「買いスワップ」というのは、1.00lot=10万通貨の買いポジションを持っていた場合に、毎日のロールオーバー(日足切り替えのタイミング)で、3.72USDが付与されることを意味しています。

ただし、口座通貨がJPYなどの場合には、その通貨に換算した金額が付与されることになっています。