新たなデジタル通貨投資の4大長所・短所
by Andrew McGuinness 7月 16, 2019
仮想通貨への投資は従来の投資とかなりの類似点と相違点があり、あらゆる投資がそうであるように、少々、ギャンブルの面があります。フィンテック新興企業が資金を得る機会を提供するため、イニシャル・コイン・オファリングこと新規仮想通貨公開(ICO)が、投資家にもついていけないような速さで設立されています。仮想通貨で取引の基礎のニュアンスを見抜くのは困難です。多くの長所と短所を考慮して、まず参入すべきかどうか考えなければならないからです。仮想通貨に投資するリスクはあるものの、参入を始めている大手金融機関は一つでありません。
仮想通貨投資の長所の一つが、始めるのは大して難しくないという点です。適切な額の試算への投資を検討していよるにせよ、単に余剰資金を投資して、よい結果をもたらしそうなところに預け入れたいだけであるにせよ、仮想通貨の取引の基礎を検討してみましょう。
長所:
- 巨大な投資収益率(ROI)となる可能性
2013年に$1000相当のビットコインを買ったら、現在の価値は$400,000になったという話はインターネットとニュースでご覧になったはずです。ビットコイン以外の他の通貨もわりあいうまくやりました。このよい例がスペクターコインとストラティスで、ICO以来、スペクターコインは13,000%、ストラティスは63,000%上昇しました。
- すばやいリターンが実現可能
仮想通貨のリスクの高さは誰にでもわかることで、それは否定できません。リスクが高いため、報酬も高くなります。そしてタイミングがよければ、この報酬はすばやく現金化できます。6ヶ月で63,000%に成長したストラティスのようなコインは、その時に売っていれば、投資の63,000%のリターンとなります。このようなリターンは、従来の投資であれば生涯見ることができそうにないものです。
- 流動性
強いコミュニティを自分のものにしている優良ブロックチェーン新興企業への投資が、投資の流動性を保つよい方法です。従来の新興企業株を購入すれば、その売却先を見付ける必要があり、新興企業が暴落すれば、そのような売却先は絶対に見つからない可能性がありました。大きなコミュニティがある仮想通貨は常にすばやく売却され、従来の株式の売却のように、コイン売却までつらい時をすごす必要はほぼなくなりました。
- 明確な製品のロードマップ
仮想通貨企業は達成目標とその達成に向けての計画を非常に明確にする傾向があります。投資家を引きつける必要があるのです。この点はブロックチェーンの大きなセールスポイントの一つであり、あらゆる取引が公式記録事項となるため、コインがどれほどの売れ行きで、投資の価値があるかを簡単に評価できます。
短所:
- 変動制が大きい
仮想通貨はきわめて変動しやすく、ビットコインはその最高の例となっています。ビットコインは2017年第4四半期に1日で数千ドル価値が上下しました。それに比べると、通常の株式市場は、かなりゆっくりしたペースであり、大きな価値の変化が起こる見込みははるかに低く、危機が発生しそうにありません。
- 関わりが弱いため、ネットワークが失速。
仮想通貨が成功するためには、かなりのユーザー層を引きつけることができる強力な製品と結びつく必要があります。まず第一に、通貨が役にたたないものであれば、ユーザーを引きつけてかかわりあうことができないため、通貨価値は急落します。投資家がコントロールすることは皆無といっていいネットワークへの関与はきわめて重要です。
- 資源不足
他の新興企業と同様に、仮想通貨新興企業は、資金不足となるか、資金の運用をあやまるか、その他の固有の問題のために、廃業する可能性があります。コインを購入したICOが十分に調達できず、企業が倒産した場合は、それは悪い投資です。多くの新興企業がICO前に準備段階に入り、ICOの成功の見込みが高くなるように、製品に対する需要と資源の見込みを示します。