2018年にビットコイン以外で後を追うべき仮想通貨5選

20,000ドル近くの価値があり、何千というラッキーな人たちを億万長者にしたビットコインのために、多くの人が仮想通貨界に新しく足を踏み入れています。しかしビットコインの船ははるか昔に出航してしまったかもしれず、すでに数千ドルもの価値があるために、2017年に24,000％も伸びたような成長、ましてや1000％も伸びるだろうと信じる理由がなくなってしまいました。

しかし、ブロックチェーン技術と仮想通貨の素晴らしいところは、成功する投資のための機会が他に多くあることです。必要なのは、ビットコインのような成功をどの仮想通貨が成し遂げるか、ということだけです。下記に挙げるのは、2018年にビットコイン以外で追跡すべき5つの仮想通貨です。

１）リップル（XRP）

リップルは、市場にある他の仮想通貨とはとても異なっています。なぜなら、他のコインと同じように分散型ではない、という事実があるためです。ビットコインと市場の後継者コインが分散型を主要な利点としているのに対し、事実リップルは企業につくられ、保有されています。具体的に言うと、リップルは企業とその企業の世界的な決済ネットワークの名前で、1年分の会話と取引手数料を何億ドルも抑え、銀行や個人が、世界中どこでも非常に安い手数料で決済することを可能にしています。

このシステムを稼働させるために、リップルは独自通貨のXRPを利用します。リップルは、ターゲットとしている市場が数十億ドルであることから、XRPが他のコインよりずっと高価値になるだろうと信じています。

２）ジーキャッシュ（ZEC）

ジーキャッシュは2016年にリリースされましたが、すでに市場で最大級のコインの一つとなっています。ジーキャッシュはビットコインの進化した状態であると主張しつつ、httpに対するビットコインと、httpsに対するジーキャッシュのように比較をして売り込んでいます。httpsと同様、ジーキャッシュはユーザーのプライバシーの安全性に焦点を当てています。ジーキャッシュの取引は私的台帳に記録されます（ビットコインと同様です）が、金額、受金者、送金者のように、さらに詳細な記録が記載されます。

このことが「保護された」取引を創り出し、ジーキャッシュ取引に使用する高度な暗号を、ユーザーが選ぶことができます。プライバシーに関してビットコインが抱える問題を解決しているので、プライバシーに重きを置くユーザーは、ジーキャッシュに注目すると良いでしょう。

３）ライトコイン（LTC）

ビットコインの「金」に対して、ライトコインは「銀」である、と広く宣伝されています。元グーグルのエンジニアであるチャーリー・リーによって手がけられ、ビットコインの価値の保存に対し、ライトコインは取引通貨である、とリーは信じています。ビットコインは、高価な手数料と取引に長い時間がかかることから、取引用に使う通貨としては難しいかもしれません。ライトコインはこうした問題を乗り越え、ユーザーにより速い取引時間とより安い手数料で、ビットコインと同じ利点を供給することを可能にしています。

４）ダッシュ

ダッシュは最初ダークコインとして開始され、匿名のビットコインとして売り込んだ初の通貨でした。ダッシュのマスターコード・ネットワークで行われた取引は、すべて実質的に追跡できず、世界中でどこにお金が送られたり受け取られたりしているか探し出すことを不可能にしています。さらに普及させるために、ダークコインは自身をダッシュ、または「デジタル・キャッシュ」として2015年にブランド再生を果たし、初期のユーザーの多くが、その匿名性の利点を信じ続けています。

５）イーサリアム（ETH）

イーサリアムは仮想通貨ではなく、開発者が分散アプリケーションDAppsをつくるためのソフトウェア・プラットフォームです。DAppsはシステムのダウンタイム（休止時間）や詐欺の危険がないため、ソフトウェアの次段階だと信じられています。これは中央集権者がいないためであり、イーサリアムのネットワークに接続したコンピューターのネットワーク上で取り組むことにより、オンライン状態のままでいられることが理由です。

ETHまたはイーサは、DAppsがプラットフォームを超えた独立世界にいることを可能にする、イーサリアムが使用する通貨です。イーサリアムでもっと多くのサービスが提供されれば、ETHはおそらくビットコインを凌いで成長を続けるだろう、とみられています。