イーサリアムにまつわる、5つの興味深い事実
by Andrew McGuinness 12月 09, 2020
2017年は、仮想通貨の一部始終を知っている人は比較的少なかったですが、世界へ出て行ったり、インターネットにアクセスしているなら、少なくとも一回はビットコインの名を耳にしたことがあるでしょう。みんなが投資し、利益を得ていて、自慢している通貨のデジタル形式です。しかし、もっと多くの仮想通貨形式があるのをご存じでしたか?そしてその理由から、デジタル通貨投資で稼げる、もっと多くの方法があることは?
イーサリアムは、技術的に仮想通貨として考えられてはいませんが(下記にある興味深い事実の一つです)、常に仮想通貨として推測されています。この理由から、おそらく耳にしたことがないけれど投資を考慮すべき、イーサリアムの興味深い5つの事実をシェアしたいと思います。
1.イーサリアムは、仮想通貨というよりプラットフォーム
イーサリアムをデジタル通貨だと勘違いしている人が多いですが、実はイーサというコインで機能するプラットフォームのことです。ですからここで、明確にしておきましょう。イーサは実際には仮想通貨形式で、イーサリアムは単に仮想通貨プラットフォームです。
2.イーサは急速に、安定したペースで成長を続けている
今年(2017年)の時点で、イーサは全仮想通貨の中でも、もっとも急速に成長している利益を投資家にもたらしています。ビットコインが下落、上昇、安定というパターンを辿ってきたのに対し、イーサは絶えず成長を続けており、昨年数か月の5倍近くも伸びています。
ビットコインは仮想通貨でもっとも価値がある地位をキープしていますが、イーサとビットコインの差は着々と狭まってきています。可能性として、このパターンは(ほとんどの部分で)ポジティブなままです。イーサが将来の投資家たちを失望させることはなさそうです。
3. イーサリアムはビットコインの損失から稼いでいる
ビットコインの価値が想定外に下落し、安定感覚を失ったとき、苛立った投資家たちは、次から次へとイーサに興味を持ち始めました。イーサが、市場でより安定したポジションと一貫性を持っているからです。
イーサ用に取引されているビットコイン枚数は、特にビットコインがどれだけ人気で名を上げているかを考えれば、少なくとも驚異的な数字だと言えます。ビットコインがイーサに両替されている、というその事実だけでも、世界中の投資家がイーサで稼ごうとしているのが分かるでしょう。
4.銀行はイーサを支持している
バークレー、UBS、HBSCなど11銀行は、取引目的でブロックチェーンと共同で動くシステムのトラブル解決のために、R3という新興事業とタイアップし、サポートを申し出ています。このトラブル解決テストはマイクロソフトを起用し、他でもないイーサリアムのプラットフォームで稼働しました。
5.イーサリアムは価値があるが、将来は保証されていない
他の仮想通貨形式と大いに同様ですが、安定性、一貫性、イーサリアムの歴史に見られる上昇が、いつか大きな利益を確実に得られると保証しているわけではありません。イーサリアムは一夜にして成功したのでは、まったくないのです。実際、一夜の成功とはかけ離れていました。
イーサリアムは今日謳歌しているような価値を開発するのに、多くの時間を費やしました。2015年になってやっと、ビットコインのようになりたくて失敗した通貨の大群の中から、姿を現し始めました。稼げる利益はそこそこで、際立った額ではない時期もあったのです。今では大昔に思えるかもしれませんが、適度な時間をかけて上昇してきました。それでもなお、こういったことは投資前に考慮すべき事柄です。