長期投資で利益を上げる5つのヒント

株式市場で利益を上げるには、長期投資が一番安全です。時間と忍耐が、市場でもっとも素晴らしい味方です。下記は、長期投資で稼ぐための5つのヒントです。

1. 本質的に不安定な市場は避ける

石油や金の市場はとても広範囲で、実質上、取引の制限がありません。こうした市場の予測に成功すれば、信じられないほど多くの利益を生むでしょう。しかしこのタイプの市場予測は不可能でないとしても、ごくわずかな可能性しかありません。結論として、安全で安定した利益を生みだしたいなら、石油や金といったほぼ予測不可能な市場や利率は、すべて避けるべきです。

　　2.大穴株に金と等しい価値はない

大穴株は比較的高価なわりに、リターンは多くありません。それも、リターンがあれば、の話です。大穴株に長期投資すればするほど、そのうち、損失になる可能性が高まります。長期投資を成功させるために、全てとは言わずとも、大多数の大穴株をポートフォリオから除外しましょう。その代わりに、複利の利子がつくような、せめてもう少し価値が保証された銘柄に切り替えましょう。

　　3. いつも無意味に使っているお金を投資に回す

多くの人が言います。充分な資金がないから、投資はいつか将来します、と。問題は、そんな将来などやって来ないことです。今日言い訳をして投資しないのなら、明日も、明後日も、5年後もしないでしょう。もしお金を言い訳にしているなら、とても高い確率で、予算に不要なものが多くあるのです。そういったものは簡単に株式投資に代えられます。

毎月、必要とさえしない商品やサービスにどれくらいつぎ込んでいるかということに、私たちは気が付いていません。ケーブルテレビ、Netflix、Amazon Primeなどの会費がそうです。支払えないものを買い、クレジットカードを切って、何年も返済に費やします。こうして、多くのアメリカ人がお金をつぎ込んで無駄にしますが、再びそのお金が返ってくることはありません。株投資にはリスクが伴うかもしれませんが、上記に挙げたように継続的につぎ込んだあげく、完全にお金を失ってしまうほど高いリスクはあるのでしょうか？

　　4.いろいろな銘柄に投資する

収益と損失のバランスをうまくとるためにも、いろいろな銘柄への投資がとても大切です。そうするためには、ポートフォリオを複数の銘柄で構成しましょう。この方法をとれば、ある銘柄が下がって一週間低い値段が続くとしても、ほかの銘柄が安定するなど、バランスをとってくれるでしょう。

　　5.急にお金が必要になったときのために備えておく

投資している人々は、家族が亡くなったとき（葬式費用）や、自然災害のあと（家の修繕費）などで、急にお金が必要になったときの備えをしていないものです。残念なことに、そうなれば、市場に投資した全資金を回収するしかなくなるのです。

間違ったタイミングだと知りながら、資金を回収するほど最悪なことはありません。しかし、状況のせいで、そうしないわけにはいかなくなってしまうのです。このため、お金がなくなったときに、投資と同時に手元資金も利用できるようにしておくべきです。本当に望みのない状態になってしまったら、投資はいつでも回収できます。しかし、こういった財政難を解決できる手元資金があれば、投資に手を出さずに済みます。