FX取引にあたって6つの注意事項
by Andrew McGuinness 7月 16, 2019
FX取引に一番大切なことは、統計です。新聞の切り抜きか、ニュースについての一時的なコメントをあてにすることに決めていたら、絶対にトレーダーとして稼ぐことはできません。「それを耳にしたから」というだけの理由で、戦略に対する感情や意見を優先しないでください。FX取引は複雑なプロセスとなる可能性がありますが、正しい心持ちで行えば、FXでたくさんの収益をあげることができます。以下、FX取引で常に心しておくべき6つの注意事項をあげます。
1.戦略をあまりにも複雑化しない
取引を行うときに、画一した戦略はありません。自分にあった取引戦略を見つける前に、たくさんの失敗があるかもしれません。FX取引で、一番大切になるのは、特に自分にあったシステムを見つけることです。他の人の戦略をまねするのはやめて、自分に一番あうものを守ってください。
システムを見つけたら、それを守ってください。次から次へと手順を変えても意味はありません。使えるシステムを友人のように扱ってください。それを育てると、さらに利益があがるようになるでしょう。それを無視して取り替えてしまうと、計画は裏目にでるかもしれません。デモで各戦略を練習して、確信がもてるようになってから、立ち上げてください。一度につかう戦略は必ず1つだけにしてください。
2.現実的な予想を設定
教育費をかせぐために取引を行うのでしょうか?病院からきた請求額のためですか?老後資金?住宅?それとも単にお金持ちになりたいだけでしょうか?目的がなんであれ、現実的な予想を立てることができるようにしなければなりません。目標が何であれ、稼ぐ市場の方法は、慎重にやることだという点を忘れないでください。1度の取引に成功しただけで3ヶ月内に億万長者にはなれません。
3.がつがつしないで
これは2のポイントと完全に結びついています。FX取引の一番の目標は、いつも、収支をあわせることにするべきです。もちろん、アグレッシブになってください。でもそうなるのは、ある点に達してからです。FX取引を安全に行い、自分にはとれないようなリスクを取る決断をしないでください。自分のアカウントにいやな損失がでているのをみるよりは、収支があい、わずかながらでも収益があがっているほうがいいのだということを覚えておいてください。
4.噂に耳を貸さない
これはFX取引の一番重要な点の一つです。特定の国で起こっていることを何もかも知るのは困難であるため、その国の通過の動きを予想するのはかならずしも簡単ではありません。周りにあるすべての情報に圧倒されそうになると、特に、しばらく停滞気味と思える時は、噂に耳を傾けるのが心地よい解決方法のように思うかもしれません。
ニュースとオンラインの金融専門家には信頼できる情報源があるとはいえ、この情報源を究極の一番重要な取引の情報源として扱うことはできません。大なり小なり、こういった人びとも推測頼みなのです。FX取引で確かなものなどなにもありませんので、噂や又聞きに基づく決定はやめましょう。
5.必ず自分自身の資金を使う
このことは世界で最も明らかなものの一つではないかと思われるかもしれませんが、そうではありません。借金して資金を作ったトレーダーもいました。FX取引の基本は、常に、常に、自分が負けてもかまわないお金を使うことです。他の投資と同様に、自分資金をアセットに転換した時点で、そのお金はなくなってしまったと考えるべきです。借入金を自己資産として使うのは、ギャンブルをするのに等しいので、自分だけがリスクを負う形で投資してください。
6.「リベンジ取引」はしない
感情にながされて取引するようなトレーダーにはならないでください。多額の損失をすると、欲にかられて、取り返そうとまた取引を始めてしまうかもしれません。感情的になっている時に取引を決定すると、結局は、衝動にかられて判断力が鈍り、損失が膨らむという結果におそらくなるでしょう。
市場と闘って、自分に従わせることなどできないと理解してください。損失がでた後は、ブラウザを閉じて、しばらくFXポータルサイトから離れてください。気持ちが静まったと思ったら、追体験して、何が問題だったのかをよく考えてください。その情報は次の取引でリベンジするためのものではなく、よい影響を与えるものとして使ってください。