スタートアップ企業が、ICOを開始する前に知っておくべき全てのこと

by Andrew McGuinness     9月 04, 2019

仮想通貨にスポットライトが当たることで、ビットコインが世界的にもたらした最も面白いことの一つが、スタートアップ企業の資金集めです。ICOのような用語が頻繁に使用されていますが、ICOは必ずしもTrading 101の通常の教育には含まれていません。ICOはイニシャル・コイン・オファリングの意味で、株式市場に見られる通常のIPO(新規公開株式)とさほど変わりません。フィンテック企業のスタートアップ、またはどんな業種のスタートアップでも、現金や他の仮想通貨に換えられる自社の仮想通貨をリリースできます。

これはスタートアップ企業が、これまでの方法では難しかった資金集めを、迅速かつ安価に実現できる方法です。また、投資家がこれまでは投資できなかったと思われる高成長のスタートアップ企業に投資できる機会でもあるのです。ICOに参加するため、Trading 101に加える必要のある知識の核心に迫りましょう。

1)ものの見方を変える

ICOは本質的にIPOとは異なります。資金集めはベンチャーキャピタリストやエンジェル投資家向けに考えを売り込むことが基本でICOではそれとは異なります。自身で仮想通貨を創設するのに比べ、より少ない労力で一つの良い売り文句を準備することが可能なため、一般的にはまずベンチャーキャピタリストやエンジェル投資家に売り込んでみることをお勧めします。ICOの世界をどうナビゲートしていくのか知っているなら、ICOを利用すれば、素早く資金集めができます。結局、ICOは企業の資金集めに最適な方法であり、自社だけの状態から参加者を増やすときは、なおさらです。

ICOは機会として捉える必要があります。ICOは成功を保証するものではなく、最大限に利用するためには、適切な考え方が必要になります。ICOはIPOのように戦略的なツールであり、そのように対処すれば、ほとんどの資金集めに最適な機会となります。

2)ICOは極めて競争が激しい

ICOは究極の手段ではありません。他の多くのIPOと同様、あるICOの成功はまずやってみることにかかっています。ICOは極度にマーケティングに左右され、仮想通貨の上昇と人気度が上がってきている今では、自社の仮想通貨を作成して資金集めをしようとしているスタートアップ企業が多く存在します。投資家を引きつける努力をそもそもせずに、投資家が自社のICOに押し寄せると推定することは賢明ではありません。

ビットコインがブームになり、主流ニュースとして話題になって以来、ICOを使用しての資金集めは毎月、1億ドルを超えました。このことは、コンセプトがうまく作用し、ICO時に喜んでコインを買ってくれる投資家や人が十分に存在するということを単純に証明しています。

投資家の関心を引こうと競いあう多くのスタートアップ企業ICOの競争が激しくなってきているために、起業家は時間を割いて、専門家として成功するためにどうICOを実行するか理解する必要があります。なぜなら、これが市場で資金集めをする唯一の行動となるかもしれないからです。他の多くのICOから差別化を図る方法は多くありますが、慎重に計画をたて、うまく実行する必要があります。ICO提供の相談に乗ってくれる企業に助言を仰ぐことは、賢い投資かもしれません。

3)コミュニケーションは、ICOの成功の生命線

スタートアップ企業はありふれたもので、5年以内に90%が失敗します。しかし、一つとして同じ企業はなく、このことがしばしば、良い投資先となれずに失敗してしまう可能性とは一線を画する大切な要因となります。効果的なコミュニケーションを技術的な詳細から企業の方向性に至るまで、ICOマーケティング戦略の一部とする必要があります。利益予想は市場に出され、有望な投資家に適切にコミュニケーションをとる必要があります。IPOのようにICOを扱い、著名なエンジェル投資家に投げかければ、上手くいく可能性は十倍に跳ね上がるでしょう。





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