インフラ投資。自分に合っていますか?
by Andrew McGuinness 7月 16, 2019
インフラ投資についてまだご存じなければ、ここに短めの概説を挙げます。
インフラ(インフラストラクチャー)とは、現代社会をスムーズに進ませるもので、輸送、エネルギー、通信システムから成ります。
インフラ投資で特に利益が出やすい種類は、「ピュア・インフラ」と呼ばれています。これは人々が求める基本的なサービスに投資することなので、独占のような位置づけになります。このため、ピュア・インフラ投資は、非常に安定した環境で安定した利益が得られるのです。空港と高速道路は、ピュア・インフラの二つの好例です。
さて、インフラ投資について前より理解されると、何に関連し、投資する人々にとって正確にはどんな風に利益となるのか、そしてインフラ投資が自分に合っているのか?という疑問がわくかもしれません(。インフラ投資で得られる素晴らしい利益を3つ下記に挙げます。これを読めば、インフラ投資が提供してくれる利益が、お金と時間の価値に見合ったものかが明確になるはずです。
1. 世界規模の拡大に参加する
今から2030年まで、およそ49兆ドルがインフラ整備に使用されます。このため、債券、株式と比較して考えると、インフラ投資は比較的安心な投資といえます。
しかし、投資家として未来の世界革新に貢献するということも、疑いの余地なく利益となります。現状、数多くの政府の財政状態がよくないため、民間の個人投資家をますますたよりにしているとも言われています。
インフラは、皆さんの認識よりも安定し、利益が出やすい市場に成長してきています。インフラ事業は2005年時点で、時価総額4千億ドルでした。しかし2017年には2兆ドルから3兆ドルに届く成長を遂げています。
2. 利益があがる可能性が高い
インフラ分野には、利益がとても長く続いた実績があります。しかしそれ以上に、インフラ投資から受け取る利益は割合簡単に予測でき、容易に干渉されません。例えばピュア・インフラ資産の場合は、サービスを提供し、多方面にわたる、なくてはならない財産であるため、基本的に利益が保証されているのです。
3. 多様化の可能性
インフラ投資に使う資金の割合がわずかなパーセンテージに限られていても、ポートフォリオのバランスをとるために役立ちます。安定したキャッシュフローを提供するため、株、債券や不動産で損失があっても、資産にはそれほど大きなネガティブな影響がでません。インフラ投資からなる複数資産のポートフォリオで他の資産のリスク管理ができるだけでなく、インフラ投資自体からも妥当な利益が得られるかもしれません。
結論
真実は、インフラは市場で利用可能な大量の資産と投資の可能性に埋もれている宝石のように見えます。賢い投資家は全員、投資というのは保証がなく、いつでもリスクがつきものと言いますが、インフラは市場でも最も安全な投資といえます。インフラ投資は長く利益を上げてきた歴史があり、安定性がそれを支えているのです。このことだけでなく、世界は成長し続けていて、インフラ整備が求められ続けているという事実もあるため、将来必ず利益をもたらしてくれます。