知っておくべき最も大切なFX用語5つ
by Trading 101 7月 16, 2019
FX取引は、最初に参入するのにかなり恐れを抱くかもしれません。取引基礎講座の多くは、講座受講者がすでに基本的な教育を受けたものと考えるでしょう。しかし、多くの人は基本的な教育を受けていなかったり、概念を理解していなかったりするにも関わらず、用語は知っています。
一般的に取引で理解する必要のあることは沢山ありますが、FX市場で買おうと考える前はなおさらのことです。その一つが専門用語です。多くのニュースサイト、オンライン上の記事、ウェブサイトが同じ用語を使うため、各用語が何を意味しているか、という基本的な理解をしておくことが大切です。
本日は、育ちざかりのFXトレーダー全員が知る必要があり、取引キャリアで使える5つの大切な用語をカバーします。これらはFX内外で大切ですから、これから受講するかもしれない他の公式な基礎講座の準備として考えてください。
1)マージン(信用)取引
「マージン」という用語は、マージン取引の活動に言及します。マージン取引とは最も基本的な形式で、貸出の一種です。マージン取引の意味は、FXトレーダーが業者の資金を使って通貨ペア取引をし、願わくば利益を上げることです。
トレーダーは業者アカウントに、特に業者から借金した金額を預金する必要なく、業者にお金を借りられます。これはとても一般的な行為ですが、両刃の剣として対応すべきことがあります。それは、マージン取引では大きく稼げる可能性がありますが、大きな損失を出すこともある、という点です。
2)レバレッジ
レバレッジはマージン取引につながっています。各業者には異なるレバレッジ比率があり、その比率は基本的に、業者がどれだけ皆さんの取引ポジションの資金を増加させるかを決定します。例えば、レバレッジ比率50:1の業者がいたとします。この場合、トレーダーが5ドルの価値で参入すると、業者はレバレッジをかけて金額を250ドルにします。
レバレッジは、多額の資金を持っていないトレーダーには素晴らしいしくみです。マージン取引と同じように、レバレッジは利益を本当に増やしてくれる可能性がありますが、同等に多くの損失を出す可能性もあります。
3)ペア
FX取引では、すべてがペアで取引されます。一つの通貨だけで取引をするのは不可能な上に、まったく意味をなしません。
以下に挙げるのが市場の8大通貨で、標準的な通貨と考えられているものです。米ドル(USD)、日本円(JPY)、英ポンド(GBP)、欧州ユーロ(EUR)、豪ドル(AUD)、カナダドル(CAD)、スイスフラン(CHF)、ニュージーランドドル(NZD)。これらはほとんどのFX業者でペアとして取引されるので、ユーロを持っていて米ドルと取引したい場合、通貨ペアはERU/USDとなります。
もちろん、世界に他の通貨はごまんとあり、何百通りというペアの組み合わせがあります。正しい通貨ペアを選ぶことが大切です。
4)基軸通貨と決済通貨
基軸通貨はペアの左側にある通貨です。JPY/AUDの場合、日本円が基軸通貨です。
決済通貨はペアの右側の通貨で、左側の通貨に対して取引される通貨です。ピップ通貨と呼ばれる場合もあります。
5)ピップ
ピップとは、測定の単位のことです。FX内では、ピップは通貨の最小単位です。ピップのサイズは、通貨の種類で決められます。
例えば、EUR/USDでは、ピップはどちらかの通貨で0.0001です。しかし日本円はEUR/USDより額面金額が高く、ピップは0.01となります。
ピップはしばしば、市場で見られる価格変動のサイズなので、ピップサイズの変動は、特にマージンまたはレバレッジを使うときに、とても小さい単位にも関わらず利益を上げることができます。