投資すべき仮想通貨トップ4
by Andrew McGuinness 7月 16, 2019
ここ数年間でビットコインの市場が急上昇し、金や株式市場、不動産といった伝統的な資産を凌駕しています。その成功にも関わらず、多くの人たちはまだ仮想通貨の将来性を非難し、「バブルだ」と主張しています。疑い深い人たちが何と言おうと、仮想通貨は普及してます。そして他の価値あるデジタル硬貨よりもっと確証を得られるのは、数年にわたってつくられているという点です。
ビットコインの登場以来、何千もの他の仮想通貨が、徐々に価値を生み出しています。ドージコインのように消え去ったものもありますが、他の仮想通貨はビットコインと同様の将来性をもたらしています。下記にあげるのは、着実に人気を伸ばし、高価なビットコインに代わって投資できる仮想通貨ベスト4です。
1. ライトコイン(LTC)
ライトコインは2011年に登場し、以来「ビットコインの金に対しての銀」と呼ばれています。ある意味、それは正しいです。ライトコインはMIT(マサチューセッツ工科大学)の卒業生で、元グーグルのエンジニアであるチャーリー・リーによってつくられました。ライトコインはビットコインと同じ機能を持ちますが、手数料はもっと安く、迅速に取り引きできます。ビットコインの場合は資金を移動するのに、どこであっても数時間から一日がかかるのに対し、ライトコインはたったの数分で済んでしまいます。
ビットコイン同様、ライトコインも分散型デジタル通貨としての機能を果たしています。これは全取引、売りでも買いでも匿名のままで、取引が追跡されることがない、ということです。
2. イーサリアム(ETH)
イーサリアムは、プラットフォームによって技術的にモニターされるという点で、ライトコインやビットコインとは少々異なっています。コインそのものはイーサと呼ばれ、プラットフォームであるイーサリアムで使われる、独自の支払いモードです。そのプラットフォームの目玉となっているのはサービス、商品や多くのスマートアプリです。最終目標は、アプリ開発者が遅延や詐欺や銀行などの第三者による干渉なく、ソフトウェアをつくりだせるようにすることです。
イーサベースで独自のデジタルコインをつくった開発者さえいます。イーサリアムのウェブサイトに登録すれば、得意客がこういった独自コインへのアクセスも可能です。
3. リップル(XRP)
ライトコインとビットコインは銀行と提携していませんが、リップルという仮想通貨は、特に提携用にデザインされています。リップルは「銀行に、国境を超え、リアルタイムで、最初から最後まで透明かつ、より安い手数料を実現させる」とうたっています。こうすることで、金融機関は一瞬にして、同時に送金や両替が可能になります。
ライトコインやビットコインとちがい、リップルのコインは「マイニング」によって生成されません。リップルの背後にある企業は、現行通貨のように、すでに定めた量を流通させています。アマゾンなどの大企業がリップルを支払い手段として適用するという噂があり、仮想通貨のエキスパートたちは、今後数年のうちに価格が急上昇すると予測しています。
4. モネロ(XMR)
モネロは、権力分散型の哲学を拡大させるべく設計されたデジタル通貨です。それは本質的に、デジタル通貨のすべてでもあります。2014年につくられて以来、モネロは取引の追跡が不可能で、(中央集権型を)非常に嫌悪する通貨として知られています。「リング署名」と呼ばれる技術を用いて、モネロの取引は暗号署名でサインされるので、本当の署名者が誰なのか分からないようになっています。
この仮想通貨は寄付ベースであり、ユーザーのコミュニティに大きく影響されます。権力分散とプライバシーをとても重要視している点が、このデジタル通貨独自のセールスポイントです。
なぜ代替通貨を選ぶのでしょう?
この質問への回答は、とても簡単です。ビットコイン価格がますます高くなる昨今、手早く儲ける代わりに一枚のフルコインがほしい人にとっては、ビットコインは現実的な投資ではないかもしれません。ビットコイン投資にも可能性はまだかなり残っていますが、上にあげた4つの仮想通貨は価格帯も1枚100ドルから500ドルと、仮想通貨のオプションとしては手の届く範囲だからです。