ファイナンシャル・アドバイザーに相談すべき質問トップ4
by Andrew McGuinness 7月 16, 2019
投資を始めたばかり、または投資の世界に入りたてだという人たちは、市場で動いている多くのことに、おそらく気づいていないでしょう。このために、少なくとも取引のコツが分かるまで、充分な実践経験を積むまでは、ファイナンシャル・アドバイザーが必要不可欠なのです。しかしながら、最適なアドバイスを受けることは容易ではありません。
顧客に気を配らなかったり、未熟な投資家に目をつけて利用しようとするアドバイザーは多いものです。ですからアドバイザーを選ぶ前に、適切な質問を全て投げかける必要があります。将来のファイナンシャル・アドバイザーに尋ねるべき、とても大切な質問4つを下記に挙げます。
1. この手数料の内訳は何ですか?
ファイナンシャル・アドバイザーへの手数料に、正確に何が含まれているのかを突き止めましょう。金融相談に追加料金がかかるのですか?レートには、他にどんなサービスが含まれるのでしょうか?もしファイナンシャル・プランニングとコンサルティングに追加料金がかかるなら、それはよくないサインです。
投資家は、経済的な将来を計画することに多くの時間を割く必要があります。プランニングというのは結局、成功する投資を形成する重要なブロックなのです。成功するために、投資家は追加料金を払うよう期待されるべきではないし、アドバイザーが計画するのにどれくらいの時間を割くか、ということを気に病むべきではありません。ファイナンシャル・プランニングは基本的に必要なものと考えられているので、追加料金を徴収するようなアドバイザーは選ぶべきではありません。
2. チームメンバーには、どんなタイプの経験がありますか?
ファイナンシャル・アドバイザーのチーム全員が、公認投資コンサルタント(CFP)、公認証券アナリスト(CFA)、MBA取得者、認定投資信託(AIF)もしくは認定プライベート・ウェルス・アドバイザーでなければなりません。従業員がこのうちのどれか、または同様の資格を持っていれば、良いサインです。その企業のチームメンバーが社会保障、税金、不動産計画、ビジネス合併または移行を経験しているなら、それもまた良い兆候です。
3. 顧客の目標に沿うように、戦略を調整してくれますか?
ファイナンシャル・アドバイザーが顧客のニーズに合うよう、どれだけ適切な調整をしてくれるかを正確に分かっておく必要があります。例えば、顧客が経済的に厳しい立場であり、資金に手を伸ばさねばならなかったら、アドバイザーはどうするでしょうか?困っている顧客に対して、低い利率を提供し続けるのでしょうか?
また、戦略を更新し、その時々に合ったものを提供してくれるファイナンシャル・アドバイザーが必要です。賢く投資することは、デフォルトや慣習を無視し、その代わりに顧客の基準と現状に沿ってよく練られた戦略が関わってくるのです。
4. 経済的なお手伝いは、どの程度の広い視野でカバーしてくれますか?
顧客は投資したりポートフォリオを管理すること以外にも、複数の金融ニーズがあるかもしれません。そのファイナンシャル・アドバイザーが適格かどうか検証するために、近い将来こちらから要求するかもしれない、全ての助けを考慮しておくことが大切です。まもなく定年で、オプションを考える必要がありますか?最初のマイホームのような大きなものの購入
を考えていますか?家族を増やしたいけれど、子供をサポートできるだけの経済状況なのか分からないのですか?
時期を延長して一緒に動いてくれるファイナンシャル・アドバイザーを選べば、こうした質問に答えることは業務の一部ではない、とはねのけるような人はいらないでしょう。このような質問の回答に課金するかどうかに関わらず、ファイナンシャル・アドバイザーは少なくとも、能力の限りを尽くし、顧客の全ての質問や心配事に回答をするべきです。