すでに見逃した、最も利益の出そうな仮想通貨ICO5選
by Andrew McGuinness 7月 16, 2019
デジタル通貨でよくあるケースですが、ICO(イニシャル・コイン・オファリングの略で、仮想通貨の公開)は結局のところ、インターネットの仮想通貨取引所で導入されてから、とてつもない成長を遂げています。すべてのICOが上手くいったわけではありませんが、仮想通貨市場で類を見なかった急騰実績を遂げた、ICO史上で思い出深い瞬間がありました。
1.イーサリアム(Ethereum)
152,500%ものROI(リターン・オン・インベストメント、投資利益率)を上げ、イーサリアムは仮想通貨市場で最も注目に値する通貨となっています。イーサリアムはオープンソースのプラットフォームで、そこではクリエイターがDAppsという分散型アプリをつくることができ、投資家は独自の通貨イーサを使用して、そのアプリを購入できます。
このプラットフォームは、ビジネスプロセスの改善余地がある数多くの業界で人気となっています。イーサのICOは0.311ドルでした。開始にあたって、イーサリアム・プロジェクトは1190万枚のイーサコインを売り上げ、最大1600万ドルを集めました。
2.アイオータ(IOTA)
ROIが332,500%のアイオータは、いつでも最も利益の出るデジタル通貨として売り込んでいます。このアイオータという通貨は、両替処理にブロックチェーン技術の全機能を利用しない、最新型仮想通貨としてのみ有名かもしれません。
アイオータはタングルと呼ばれる別システムを使用し、ユーザーが取引手数料を払わずに済み、ビットコインやライトコインユーザーが直面しているスケーラビリティ制限に悩まされることもありません。アイオータは完全なる分散型システムで、取引手数料もかかりません。
イニシャル・オファリングは0.001ドルで、開始は2015年12月のことでした。このICOで、アイオータは10億枚のトークンを売り上げました。
3.ネクスト(NXT)
1,477,000%というべらぼうなROI数値で、ネクストはICO以来、常にもっとも高い業績を成し遂げているコインです。ネクストのプロジェクトは、市場でのブロックチェーン技術の最古参の一つで、ブロックチェーン技術がまだ知られていなかった2013年、無名の開発者によってリリースされました。
2013年のICOで、ビットコインはおよそ16,800ドルを集め、開発者がブロックチェーン技術をつくり、改良していくことができました。ネクストの2013年9月の初期価格は0.0000168ドルで、それ以来、仮想通貨史上もっとも最高のパフォーマンスを見せたコインとされています。結局、その企業のコインを手助けするためにプルーフ・オブ・ステーク(POS)コンセンサスをリリースし、その名前が適切にネクストとなっています。
ネクストはスマートアプリと金融サービス向けブロックチェーン・プラットフォームで、メッセージ用プラットフォームから、大小ビジネスのフルスケール資源領域に至るまで、全種類のものに発展しています。
4.ストラティス(Stratis)
ROIは81,000%で、ストラティスは仮想通貨史上でもっとも印象を残す記録を持っています。ストラティスのセールスポイントは、基礎的なブロックチェーン・サーバーとなるストラティス・ネットワークを使用し、企業が自身のブロックチェーン・アプリをつくれるところにあります。
最近のことですが、2016年の開始時には信じられないほど多くの事業主がパトロンとなり、最大600,000ドルを集めました。ストラティスのコインはSTRATとしても知られ、初期価格は一枚0.007ドルでした。
5. ネオ(NEO) またはアントシェアズ(AntShares)
114,000%のROIで、ネオは非西欧圏の企業で最高の業績を持つデジタル通貨の一つとなりました。前身はアントシェアズで、ネオは中国のブロックチェーン企業が開発しました。目標はイーサリアムやストラティスのように、クリエイターがデジタル資産とスマートコントラクトを思い描けるプラットフォームの創出です。
2015年のICOでは、驚くべき成功を収めました。開始時には100万枚を売り上げ、最大550,000ドルを集めました。ICOでは0.032ドルで、ANSという名のもとに取引されていました。
その後ブランド再生され、開始時には抜群の人気度を証明しました。NEOの名のもとに二回目のオファーを行ったときには、2250万枚のNEOトークンを売り上げ、450万ドルを集めました。