ビットコインを先物で取引する3つのステップガイド
by Trading 101 7月 16, 2019
2017年の最後の数か月で、CMEグループがビットコインベースの先物を2017年内に導入すると発表しました。この発表でビットコイン界が半狂乱状態となり、当時のビットコイン価格が新記録に急騰しました。もちろん、このことで取引の基礎知識を持つ誰もが、価格が下落する前にどうやって利益を出そうかと同様に半狂乱状態になったのです。
ビットコインと違い、先物取引は一般的にどんな取引の基礎講座でもしっかりとカバーされる内容です。通常の先物のように、ビットコイン先物は固定価格を設定し、将来的にビットコイン売買を固定価格で行う約束をして成立します。オプションと似ていますが、オプションでは売買の権利があるだけで完全な義務ではありませんが、先物では売買の義務が発生します。
ビットコイン市場を占める大幅な価格変動で、先物は本当に利益に影響があるでしょうが、市場のその強力な変動のために、損失もまた最大化する可能性があります。ビットコインが暴落すると確信できれば、ここまで価値が上がるだろう、と信じられる額よりさらに高い価格で売る契約の先物を買えば、以前持っていたビットコインをさらに買えるために、利益が出るでしょう。
ビットコイン先物のゲームに参加する準備ができているなら、下記でどうやって始めるかをご説明します。
1)取引所を選ぶ
ビットコイン先物は、通常のビットコインおよび他の仮想通貨が取引されるのと同じ方法で取引されます。当然ながら新しい先物のため、すべての取引所が先物を選択肢として提供しているわけではありませんので、どの取引所が先物取引に最適かは少々のリサーチが必要です。この情報は、ただGoogle検索をすれば見つかるので問題ありませんが、CBOEとBitMEXの両者は先物の取引があります。
リサーチの他の主要因は、安全性です。現実世界では取引所のいくつかが、正しい方策を取るまで先物の詐欺と窃盗に悪戦苦闘していました。ビットコイン先物でも同様ですから、取引所がどの程度のセキュリティと安全性を提供しているかチェックしてください。
2)先物取引の準備
選んだ取引所への登録プロセスを済ませたら、準備に入ります。アカウントを設定したら、まず先物で取引するのに必要なものは明確です。つまり資金です。新しいビットコイン取引所アカウントに送金する必要のある金額のことです。ほとんどの取引所が銀行または電信送金での支払いを受け付けていますし、前に使っていた取引所からのビットコイン送金さえ受け入れているところもあります。
取引先の中には、他の仮想通貨を使用して先物取引の支払いができるところもありますが、ビットコインを取引するなら、取引所で売買に利用できるのがビットコインだけだとしても驚かないでください。
3)先物を理解する
先物はビットコインのロングとショートポジションで優秀なツールです。トレーダーと投資家が、ポジションのリスクを効果的に最小化またはヘッジできます。先物の契約は、利益を上げ続けるために一定レベルのビットコイン価値を要求するビットコインのマイナーと関わっているため、マイナーが自分の費用に支払える保証があるように、マイナーの先物はしばしば安全なレベルに設定されています。
取引所によっては、日時やどの程度の金額が適切かという情報をカバーする、先物をつくるのに使えるテンプレートを提供しているところさえあります。
ロングでもショートでも、適切な動きというのは、市場を理解しているトレーダーと、政府の規制、方針や通貨の需要などの要因におけるトレーダーの予測に完全に依存していて、それらがビットコイン価格に影響を及ぼすのです。