9. 発注方法・注文形式

はじめに

MT4の機能を使って、マーケットに注文を出すことができます。

成行注文のほか、指値注文・逆指値注文も出すことができます。

新規注文の発注

上部メニューの下にある「新規注文」ボタンをクリックし「オーダーの発注」ウィンドウを開きます。

成行注文(Market Order)

成行注文を発注するには「注文種別」の箇所で「成行注文」を選択します。

ここで入力が必要な項目は「数量」です。

「数量」は、下の画像では1.00に設定されていますが1.00が具体的にどれくらいの数量の取引であるかは、ブローカーによって異なります。

取引数量など銘柄設定の調べ方

XMなど一部のブローカーでは公式ホームページにて、銘柄の設定情報を提供しているところもありますが、すべてのブローカーが提供しているとは限りません。

銘柄設定の詳細は、上部メニューの表示から「通貨ペアリスト」を選択し、設定情報を閲覧したい通貨ペアを選択したうえで「設定」をクリックすると表示されます。

このうち「契約サイズ」が、1.00lot取引の数量を表しています。

例えば、下の画像では100000と表示されているので、1.00lotは10万通貨の取引を意味しています。

その他、買いスワップや売りスワップについても閲覧できます。


入力が任意な項目は「決済逆指値」「決済指値」「コメント」です。

それぞれの入力方法は、以下のとおりです。

また、決済逆指値・決済指値を利用しない場合には、0.000を入力します。


決済逆指値

決済指値

成行売り

現在の価格よりも、

高いレートであること。

現在のレートよりも、

低いレートであること。

成行買い

現在のレートよりも、

低いレートであること。

現在の価格よりも、

高いレートであること。

コメント

内容は自由。全角半角どちらも可能。

指値注文(Limit Order)・逆指値注文(Stop Order)

注文種別で「指値注文(Pending Order)」を選択すると、指値注文・逆指値注文を発注することができます。

指値注文・逆指値注文には以下の4種類があり、「指値または逆指値注文(新規注文)」の下部にある「注文種別」の箇所で変更できます。

表示名称

和訳

意味

Buy Limit

(新規)買い指値注文

現在価格よりも、

低いレートで新規に買う注文。

Sell Limit

(新規)売り指値注文

現在価格よりも、

高いレートで新規に売る注文。

Buy Stop

(新規)買い逆指値注文

現在価格よりも、

高いレートで新規に買う注文。

Sell Stop

(新規)売り逆指値注文

現在価格よりも、

低いレートで新規に売る注文。

また、成行注文と同様に決済指値・逆指値を設定することもできます。

ワンクリック取引モード

チャート上に発注パネルを表示させて、ワンクリックで成行注文を発注することができます。

※ブローカーや取引銘柄によっては、対応していないこともあります。

チャート上で右クリックをし、表示されるメニューで「ワンクリックトレード」をクリックします。

チャートの左上に、発注パネルが表示されます。

発注する前に、取引する数量(lot)を入力します。

下の画像では1.00と入力されているので、1.00lotの取引となります。

※1.00lotの取引が具体的にどれくらいの規模の取引であるかは、上部メニューの表示から「通貨ペアリスト」を選択し、設定情報を閲覧したい通貨ペアを選択したうえで「設定」をクリックすると表示されます。

また”SELL”ボタンをクリックすると、売り注文が発注されます。

また”BUY”ボタンをクリックすると、買い注文が発注されます。

なお、初めてワンクリック取引を利用する場合には、”BUY”または”SELL”ボタンをクリックした際には、以下のウィンドウが表示されます。

免責事項に同意できる場合には、「私はこれらの利用規約に同意します」のチェックボックスにチェックを入れて、OKボタンを押すとワンクリック取引が有効化されます。