新規注文が約定すると、ポジション(建玉)を保有します。
ポジションは、任意のタイミングで決済できるとともに、決済指値・逆指値注文を追加し、または編集することもできます。
上部メニュー下の「ターミナル」ボタンをクリックします。
MT4のチャート画面の下に、ターミナルウィンドウが表示されます。
ターミナルウィンドウの下部にあるタブで「取引」を選択すると、保有しているすべてのポジションの情報や、証拠金情報などを閲覧できます。
表示される情報は、以下のとおりです。
注文番号 | 時間 | 取引種別 | 数量 |
通貨ペア | 価格 | 決済逆指値(S/L) | 決済指値(T/P) |
価格 | 手数料 | スワップ | 損益 |
残高 | 有効証拠金 | 必要証拠金 | 余剰証拠金 | 証拠金維持率 |
ポジションの(成行)決済は、ポジション1つずつ個別に行います。
ポジションの決済方法は複数あります。
決済したいポジションの箇所で、右クリックをすると「決済注文」の項目があります。
こちらをクリックすると、ポジションが成行で決済されます。
また同じ右クリックメニューで「注文変更または取消」をクリックし、「注文の変更」の箇所で「成行注文」を選択すると、成行決済ボタンが表示されます。
このボタンをクリックすることによっても、ポジションを決済できます。
また各ポジションの損益列に×ボタンがあり、この×ボタンを押すとポジションが成行で決済されます。
ワンクリック取引で反対売買をするとどうなるか MT4では、ワンクリック取引が利用できます。 但し、この機能で保有しているポジションに対しての反対売買を行うと、ポジションが決済されるのではなく「両建て」になりますので注意が必要です。 |
ポジションに関する、決済指値・逆指値注文の設定を変更することができます。
この操作は、新規注文の際に決済指値・逆指値注文の設定を行っていない場合であっても可能です。
設定変更はポジション1つ1つ個別に行う必要があります。
設定変更をしたいポジションの箇所で右クリックをし「注文変更または取消」を選択します。
オーダーの発注ウィンドウが表示されます。
注文種別が「注文の変更または取消」となっていることを確認してください。
このウィンドウで、決済逆指値注文や決済指値注文の設定を行えます。
レートの設定は直接価格を入力して行うこともできるほか「現在値との差」の箇所に、ポイント数を入力することによっても行えます。
※下の画像では、USDJPYのため1ポイントは0.1pipsに相当します。
チャート上の操作で、視覚的に決済指値・逆指値注文の設定を変更・追加することもできます。
現在保有しているポジションは、チャート上に緑色の点線で表示されています。
こちらにカーソルを近づけ、左クリックをしたまま上下にカーソルを移動させて離す(いわゆるドラック&ドロップ)と、決済指値・逆指値注文が発注されます。
また、すでに発注されている注文を変更する場合には赤い点線が決済指値・逆指値注文を意味しているため、これらをドラック&ドロップすることによって設定を変更できます。
現在の設定状況はターミナルウィンドウの「取引」タブから閲覧することができます。
決済指値・逆指値注文の設定がない場合には、0.000と表示されます。
なお、現在レートが設定レートの10pips以内になった場合には、決済指値注文の箇所は緑色に変わり、決済逆指値注文の箇所は赤色に変わります。