7. 独自テクニカル指標・EAのインストール・適用・設定

はじめに

初期状態ではMT4にインストールされていないテクニカル指標(インディケータ)やEA(エキスパートアドバイザー)であっても、外部サイトから入手したものをインストールして使用することができます。

すでに外部サイトからテクニカル指標やエキスパートアドバイザーのファイル(ex4ファイルまたはmq4)ファイルを入手していることが前提です。

また、入手したファイルがインストーラ形式の場合などには、ファイル作成者の指示に従ってください。

データフォルダの表示・ファイルのインストール

上部メニューの「ファイル」「データフォルダを開く」を選択します。

データフォルダが自動的に開きます。

フォルダのディレクトリは、ユーザーの設定やMT4のブローカーごとに異なります。

※そのため、テクニカル指標やEAのインストールはユーザーごと、MT4のブローカーごとに行う必要があります。

データフォルダ中のMQL4をダブルクリックします。

ここでテクニカル指標(インディケータ)をインストールする場合には、Indicatorsを選択し、EA(エキスパートアドバイザー)をインストールする場合には、Expertsを選択します。

以下の画像では、Indicatorsを選択しています。

Indicatorsフォルダ、またはExpertsフォルダ内にダウンロードしたファイルをコピー&ペーストしてください。

ここではIchimoku_Normal.ex4という一目均衡表の修正版をインストールしたこととします。

これでインストール手順は完了です。

また、インストールの適用にはMT4を再起動することが必要です。

テクニカル指標の適用・設定

インストール済みのテクニカル指標(インディケータ)の利用手順は、プリインストール版と同様です。

上部メニュー「挿入」「インディケータ」を選択すると、インストール済みのテクニカル指標が表示されます。

ほとんどすべての独自テクニカル指標は「カスタム」の項目に格納されています。

表示される名称は、インストールしたファイル名と同様です。

例えばIchimoku_Normal.ex4をインストールした場合には、Ichimoku_Normalと表示されていますので、こちらを選択します。

テクニカル指標の初期設定画面が表示されます。

数値や配色、線種などを設定するとチャート上またはサブウィンドウ上に表示されます。

インストール済みのテクニカル指標(インディケータ)の設定変更は、上部メニュー「チャート」「表示中のインディケータ」から、設定変更したいものを選択して編集ボタンをクリックします。

テクニカル指標・EAの適用・設定

テクニカル指標(インディケータ)やEA(エキスパートアドバイザー)の適用は、ナビゲーターウィンドウからも行うことができます。

上部メニュー下にある「ナビゲーター」アイコンをクリックすると、ナビゲーターウィンドウが開きます。もう一度同じボタンを押すと閉じます。

テクニカル指標は「インディケータ」以下に、EAは「エキスパートアドバイザー」以下に格納されています。

適用したいものの上でダブルクリックすると、設定画面が開きます。

例えば、SpeedMT4.ex4をインストールし、こちらを利用する場合にはSpeedMT4をダブルクリックします。

その後の設定方法は、同様です。

また、EAの場合には別途上部メニュー下の「自動売買」ボタンをクリックして、自動売買を有効化(アイコンは緑色)する必要があります。